サポートした新人看護師が成長した時に感じるやりがい
新人看護師の成長がやりがいにつながる
新人看護師の教育係に任命された場合、大変な面もありますが、新人看護師が日々成長していく姿を見る喜びがあるのも事実です。最初は動作がたどたどしかった新人さんが、努力を重ねながら習得していく姿は、側で見ていて良い刺激になるもの。自分が教えた技術を身につけていく度に、指導者としての達成感を感じられるでしょう。また、人に物事を教える立場の人には、大きな責任が伴います。特に看護師という職業上、絶対に嘘は教えられません。
新人さんを育てるという大事な役割を担うだけでも、普段の業務に責任感とメリハリが生まれ、仕事にやりがいを感じることもあるでしょう。
先輩として慕ってもらえた時に感じるやりがい
誰もが新人の時には、たくさんの不安を抱えています。そんな時、先輩が手厚くフォローしてくれたら、新人さんは「もっと頑張ろう!」という気持ちになれるものです。
「先輩」と慕ってくれる後輩ができれば、自分が職場で必要とされている実感をより感じやすくなるでしょう。
誰かに慕われて頼られることは、人として誇らしく、とても嬉しいことです。
そんな風に自分を必要としてくれる後輩の存在は、仕事において大きなモチベーションになるのです。
人に教えることから得られる恩恵
「教えることは学ぶこと」
という言葉がある通り、教育に関わることは、自分の頭の中を整理してさらなる成長を遂げるチャンスだといえます。
過去のメモやマニュアルを見直したりすることで、再度初心に戻りスキルの基礎を学べるだけでなく、新人さんの失敗から学べることも多々あります。
さらに新人さんにアドバイスをする中で、今まで見えなかった部分が見えるようになり、自身のスキルの向上にもつながるのです。
このように、人に教えるという経験は、多くの気付きと成長のチャンスを与えてくれます。
ベテランになっても、新人さんに学ばせてもらおうという謙虚な気持ちを忘れないことが大切です。