患者さんの出来る事が増えた時に感じるやりがい
患者さんの回復に携われるやりがい
病気や怪我により、身体の機能が低回している方に寄り添い、治療やリハビリのサポートを行う看護師の醍醐味の一つに、元気になっていく患者さんの過程を目の当たりにできる喜びがあります。
手術後寝たきりだった患者さんが歩けるようになった、絶食していた患者さんが食事をできるくらい回復したなど、そんな様子を見ると自分の仕事が報われたように思えます。
でも、すべての患者さんの治療やリハビリが順調に進むかといえば、そうとは限りません。ときには回復の兆しが見えず、落ち込む患者さんの姿に胸を痛めることもあるでしょう。
しかし、そんなときこそ看護師の支えが重要になってきます。どんなときもポジティブな姿勢で治療のサポートを行ってこそ、患者さんにとって頼れる存在になれるのではないでしょうか。
患者さんと辛さや喜びを共有できるやりがい
看護師は、病院内で患者さんと一番多く接する職業。そのため、患者さんの精神状態を把握しやすい立場にあります。症状の辛さから口を利いてくれなかったり、八つ当たりをされたりすることもあるかもしれませんが、治療の成果が現れると喜びの声を聞けることも。
そんなとき、患者さんと苦楽を分かち合えるやりがいを感じられるのではないでしょうか。
ただし、そのためには、患者さんに心を開いてもらうことが前提になります。
常に患者さんの変化に気を配って、積極的にコミュニケーションを図り、信頼関係を築くことがポイントになります。