働く環境の向上させて、充実した看護師ライフを過ごそう!
職場の悩みとしてよく耳にするものの多くは、看護師の仕事がハードだからということに関連しています。また、キャリア形成や子育て支援などのサポート体制が問題になることもあります。働くにあたって、とても重要なポイントとなるところですね。看護師の職場の悩みとして挙げられるのは、"忙しくてプライベートを大切にできない""子育てしながら働きにくい"などです。
自分の身体やプライベート、キャリアプランなどを大事にしたいと考えたとき、転職が必要かどうかを、今一度考えてみてください。
職場への不満から転職を考えている方は、まずワークライフバランスについて考えるのもいいですね!
厚生労働省でも、看護師の職場環境の改善について議論されている?
医療分野を管轄しているのは厚生労働省。もちろん、保健師・助産師・看護師・准看護師もその対象です。看護師が不足している現状や、定着率アップを目指すための対策を取るため、厚生労働省より『看護師等の「雇用の質」の向上に関する省内プロジェクトチーム報告書』が発表されています。その中で看護師が働く職場の現状や、その実態が明らかになっています。
【病院看護師の職場の現状】
◆時間外労働:月平均23.4時間
◆時間外労働が60時間を超えた人の割合:5.0%
◆有給取得率:46.0%
【今後の課題】
◆保育所設置の推進
◆短時間正規雇用やパートなどで柔軟に対応し、子育ての時間を確保する
これらの状況を加味した上で、自分の職場と比べ「自分の病院には、環境改善が見込めない」と感じたら転職を考えてみましょう。
探してみると、子育てしながらでも無理なくスキルアップができる病院もありますよ。
現場の看護師の声を病院へ
毎日の忙しい看護業務の中で不満を抱えながら、働いている方は実際に多いのではないでしょうか?
●仕事は好きだけど、激務過ぎて体がついていかない
●プライベートな時間も大切にしたい
●職場までが遠く、通勤で体力と時間を消費してしまう
●資格取得へ向けての支援体制が整っていない
●保育所・時短勤務制度・夜勤免除などがなく、子育てしながら働きにくい
仕事とプライベートの両立に関することも少なくありませんね。看護師の声に耳を傾ける病院はあります。相談しても、職場環境が改善されない場合には、転職を視野に入れることも必要です。転職する際には自分が希望する最も大事なポイントが何なのかしっかり整理して、今後の看護師生活に活かしていきましょう。