専門性を高めることで感じるやりがい
エキスパートへの道が追求できる！
看護師の仕事は、配属先によって大きく異なることがあります。
そのため、診療科や医療機関によっては、専門的な知識やスキルの習得を求められるケースも珍しくありません。しかし、特定分野の看護技術を高めていくと、将来はその分野のエキスパートを目指すことも可能になります。
看護におけるプロ中のプロとして活躍することに魅力を感じる人の中には、認定看護師や専門看護師を目指して、資格支援制度がある医療機関に転職する人もいるようです。
看護師として専門性を追求して得られる資格は質の高い看護ができる証明になり、チーム医療にも大きく貢献できるため、ひいては仕事におけるやりがいにもつながることでしょう。
意見交換会を通じて人脈を広げたり、他の病院の情報を得たりすると新しい刺激を受けられるので、モチベーションを高めて仕事に臨むことができます。
また、視野が広がると、今まで以上に看護の仕事に新鮮味ややりがいも感じられるようになるのではないでしょうか。
院外研修に参加できるチャンスがある！
専門性に磨きをかけると、院外研修に参加できるチャンスが増えます。
院外研修はさまざまな病院の医療従事者が参加するので、専門知識を学べるだけでなく、看護師として視野を広げる場としても最適です。
今の職場で専門性を高められないと感じたとき
看護師にとって、専門知識やスキルがあることは大きな武器になります。しかし、向上心はあっても「仕事に忙殺されてステップアップどころではない」「自分が関心のある専門知識は今の職場では学べそうにない」といった場合もあるかもしれませんね。そんなときは一度立ち止まって、自分の環境を客観的に見つめ、今後のキャリアプランをじっくりと検討しましょう。忙しいのは一時的なものではないのか、関心のある専門知識はどのような環境なら習得可能なのかを分析すると、現状から抜け出すヒントが見つかるかもしれませんよ。
不満を抱えつつも現状に身を委ねているだけでは看護師としての成長は見込めません。経験も実力も兼ね備えた看護師になるためには、将来を考慮したうえで、できることから行動を起こすことが大切です。
