看護師の転職理由

看護師の業務量の実態に迫る

業務量が多い

看護師が悩む要因として代表的ともいえるのがシビアな業務量。
基本的な看護業務のみならず、細やかなケアも求められるため、毎日思い通りの時間に仕事を終えることはなかなか難しい現状があります。
そんな業務の大変な現状について詳しく見ていきましょう。
多岐に渡る業務内容
病棟で働く看護師の主な仕事として挙げられるのは以下の通り
◆問診 ◆バイタルチェック
◆検査補助 ◆食事介助
◆点滴 ◆入浴介助
◆採血 ◆排泄介助
◆投薬 ◆日報記録
1日の内にこれだけの業務を要領良くこなさなければなりません。
その中で、患者さんの容態が悪化したりと突発的な緊急対応に追われる場合もあります。
そのため、常に先を読んでスピーディな作業を心がけながら、患者さんの様子をチェックして、緊急事態に備えて…と必然的に頭も体もフル回転させながら看護業務に当たることになるのです。
そしてさらに、医療の世界は日々進化しており、新たな知識の勉強にも励まなければなりません。
限られた時間で業務をこなし、勉強もこなしていくことは、そう容易いことではないでしょう。
患者さんとのコミュニケーションも仕事の一つ
看護師の仕事の中で特に重要なのが、患者さんとのコミュニケーション。
患者さんの小さな変化に気付くという意味でも、細やかな声掛け・配慮は欠かすことはできません。
ただ、バタバタと余裕が無い中でこうした気遣いを行うのは、そう簡単なことではありません。さらに、その場だけの適当な受け答えをしてしまえば、相手の信頼性を失ってしまいます。
そうならないためにも、常に心に余裕を持てるような仕事の進め方が求められます。ただでさえ業務が多い中で、周りの人に目を向けるのは難しいことです。
人材不足の影響もあり
看護師は人材不足が大きな問題となっており、未だにその解決の兆しは見えていません。人手が足りていなければ、当然ながら一人あたりの業務量も多くなります。
看護業務は患者さんの生命維持を助けるだけでなく、食事・排泄など日常生活にも深く関わっており、後回しにできない業務ばかりです。
そのため、1日内の業務を完了させるまでは帰ることはできません。
その結果、人手が足りていない仕事分をそれぞれが補わなければならず、残業が当たり前になっている職場が多く存在しているのです。

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